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<9g> 3-3-1-1-9)スクロールを他のパソコンと連動させる

この機能を指定する画面を表示
9i 9s 9g&9h
× × 2-3) 原稿前ロールウィンド

「原稿前ロール」ウィンドの「前ロール連動スクロール」の「他の人から動かしてもらう」のチェックを入れると、他の人と前ロールが同じ様にスクロールします。前ロールを流している人は「他の人を動かす」のチェックを入れてください。
「他の人から動かしてもらう」と「他の人を動かす」の両方のチェックを入れた場合は、誰かが動かせば、全員の前ロールが連動してスクロールします。連動する前ロールは、1つで、「A」「B」「C」のチェックで指定します。

この機能は、途中で前ロール流しを交代するとか、パソコンがハングした時のためなどに、複数の人が前ロールを流しをする事を想定して作りました。
単に、前ロールのどこを流しているかをモニターするために使う事もできます。

この機能は、流している前ロールの行番号を伝える事で作動しています。したがって、流している人と、動かしてもらっている人が異なる前ロールを指定しても、一見正常に連動しますが、当然、全く違う文を表示している事になります。

この機能は、実は、非常に前時代的かもしれません。IPtalkを作る前に、演劇の情報保障を前ロールを使って定期的に行っていました。その頃は、字幕と言えば、ワープロの画面を表示していて、今考えると理由は判りませんが、「パソコンがハングする」異常事態に備えて、表示パソコン以外に、もう一台、切り替え用の予備パソコンでも前ロールを同じ様に操作して流していました。
しかし、この「予備表示パソコン」が活躍する機会は、非常に稀でしたから、これを自動化する事を考えたのが、この機能です。しかし、時代は流れて、IPtalkを長い間使っていると、8人モニターで前ロール流しも見たいという要望が上がっています。(20001/03/26)この要望に現状の機能で応えるとした時は、このスクロールの連動になります。

「他のパソコンのロールを動かす」のチェックを入れると、今動かしている前ロールの行番号を送信します。
「他のパソコンから動かしてもらう」のチェックを入れると、受信した行番号に前ロールをジャンプします。
どの前ロールを対象にするかは、「A」「B」「C」のチェックで指定します。
同じ前ロールを指定すれば、ABCのどの前ロールに読み込んでいるかは、問題ありません。
受信した行番号が、対象としている前ロールの文末以上の行番号だった場合はジャンプしません。つまり、動作していないように見えるという事に注意してください。一般的には、ABC、それぞれに、同じ前ロールを読み込んで連動させる事を推奨します。

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