<9i,9g> 3-7-10)入力の記録
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i2-1-7)入力1ページ | × | 2-1-7)入力1ページ |
「入力1」ページの「入力を記録」
「だれが」「何時」「どのような入力」をしたかを記録できます。
記録は、「説明ページ」に残ります。
1)「記録を説明ページに保存」のチェック
チェックを入れると、「時間」「発信者」「内容(操作)」が「説明」ページに記録されます。
記録されるのは、入力部の入力だけではなく、前ロール、テロップ、連絡ウィンド、確認修正パレットの入力や、Undo、「送」ボタン修正の操作です。
「説明」ページに記録される形式は、次の通りです。
「時間:分:秒:ミリ秒」,「発信者のIPアドレス」,「内容」
<9i>
2)「入力開始時刻を説明ページに記録」のチェック
チェックを入れると入力文の先頭に入力開始時刻を付加して送信し、受信した文の先頭12バイト(入力開始時刻)を削除し、「説明」ページに「表示時刻:入力開始時刻:表示文」を記録する。
この機能は、大谷女子大学で試行されている「リアルタイムキャプチャ動画に字幕を付与する聴覚障害学生支援システム」のためのものです。
これは、IPtalkで入力した字幕を障害学生用のPCと講義を行う教師用のモニタPCに字幕データを送信・表示しながら,授業アーカイブにリアルタイム字幕データをつけるという実験です。従来は、iシリーズの「入力記録」の「記録を説明ページに記録」を使っていたそうですが、動画の字幕は,通常そのシーンより1秒ほど早めに出した方がよいという知見があるとのことでそのような字幕を自動的に生成するために「入力開始時刻」も記録として保存できるようにしました。
<注意>
この機能を使う時は、全てのiシリーズで「入力開始時刻を説明ページに記録」、全てのsシリーズで「入力開始時刻を表示しない」のチェックを入れる必要があります。入力開始時刻は、入力したIPtalkで記録し、表示時刻は表示したIPtalkが記録します。2つのパソコンが違う場合、時刻が完全に合っていないと表示と入力時刻が入れ替わることがあります。
<9i>
9iシリーズでは、「説明」ページの「保存」ボタンで記録を保存できます。
<9g>
9gシリーズでは、「説明」ページに記録された入力記録を保存する時は、範囲指定してctrl+cでコピーし、メモ帳などにctrl+vなどでペーストしてください。
<記録の使い方>
1)入力練習をした時などに、誰がどのような入力や操作をしたかを分析することができます。
<9s>シリーズ
2)保存した記録をsシリーズの「スライド前ロール」の「保存」ページの「入力記録を変換読込する」の「変換読込」ボタンでそのまま読み込むことができます。時間指定で前ロールを流すことが簡単にできます。ただし、この場合、Undoなどの操作は再現されません。入力記録を再現するためではなく、映画の字幕などのスライド前ロールの時間指定を作るための機能です。
<9g>シリーズ
3)入力の記録がカンマで区切られているので、エクセルなどの「カンマ区切り形式(CSV形式)」で読み込む事が可能です。
エクセルで切り出した時間データは、「原稿前ロール」の「前ロールA自動流し」の「前ロールBのスケジュールで流す」の時のスケジュールデータとして使う事ができます。
<他のソフトでの記録の使い方>
1)RenkeiHTML.exe
IPtalkの9i,9gシリーズの入力記録を読み込んで、入力の間隔を色分け表示したり、入力の統計情報を表示することができるフリーソフト(森本さん作)があります。
講習会などにお勧めです。