「機能の説明」に戻る

<9i> i3-9-7) 表示文の消去と自動保存

この機能を指定する画面を表示
9i 9s 9g&9h
i2-1-9)保存ページ × ×

「保存」ページの「表示文の記録の保存と消去」の「定期的な消去と自動保存」

これは、Window95,98,Meなどで、表示文が多量になると表示がおかしくなったり、最悪ハングしたりする不具合の対策です。gシリ ーズからsシリーズにする時に省略した機能を復活しました。ログは、20Kバイト程度以下にすることを勧めます。

この機能は、元々は、遅いCPUでは、多量の表示文がある場合、Undoの処理に時間がかかる場合があるので、こまめに保存し表示部を消去する事を意図して作られたものです。

チェックする時間間隔と、その時に何行以上、またはファイルの大きさが何Kバイト以上になっていれば保存し消去するかを指定します。何Kバイトの指定は、「空行のみ改行」の場合、行数が少なくても非常に大きなファイルとなる場合があるからです。

保存するファイル名は、日付+時間.txtです。(例; 99_10_02−10_23_01.txt) 保存するフォルダーは、IPtalk本体がある所です。

1)「定期的に、または、IPtalk終了時に自動保存する」のチェック
消去する時に記録を保存したい場合は、チェックを入れてください。

2)「分ごとにチェック」の入力枠
「表示入力」ページのワープロ画面をチェックする時間間隔を指定します。
時間間隔を「0」とすると、消去と保存は動作しません。(0とするのは、推奨しません。)

3)「行以上」の入力枠
「表示入力」ページのワープロ画面をチェックして指定行以上になっていたら自動保存します。

4)「KByte以上」の入力枠
「表示入力」ページのワープロ画面をチェックして指定のByte数以上になっていたら自動保存します。

5)「「表示・入力」tabに記録量を表示」チェック
041226/IPtalk9i50
チェックを入れると、「表示・入力」tabに記録量のバイト数を表示する。
記録量が多くなると動作のおかしくなるパソコンがあるため、定期的な消去の目安とするために追加しました。


<注意>
1)ワープロ画面で入力している時に自動消去が作動すると、画面が滝のように流れます。スムーズ画面ではそのようなことはありません。


2)9gシリーズのチェックは、終了時に保存するかの指定です。9sは、定期的に保存と終了時の保存になっている点に注意してください。


<余談>
2002年ころから、全国でパソコン要約筆記の派遣制度が普及し始めるに当たり、機密保持の観点から、行政側から、パソコン要約筆記の「記録の取り扱い」についての懸念が表明される場合が出て来ました。このため、それまでは、何も指定しなければ、記録を保存としていたのですが、「意識的に指定しなければ保存しない」というように変更しました。
表示用のIPtalk(9s)では、記録を保存できないようにしたのは、会場に設置されているパソコンを利用した場合などを考慮しました。
記録を残したい場合は、入力用のIPtalk(9i)で指定してください。

「機能の説明」に戻る