s3-3-15-2)ルビ送信ウィンド

★★s2-18-1)ルビ送信ウィンド★★

050220/IPtalk9s83
4)「ルビ送信」ウィンドを追加した。
「本文」枠にルビを付ける文、「ルビ」枠にルビを入力して、「ルビ付け(送信)」ボタンを押すと、表示部に表示されている文の中から「本文」枠の文を探し、「ルビ」枠のルビを付ける。
・「ルビ付け(送信)」は、「表示4」ページの「ルビ表示」の「桁数」で複数行に分割して表示し、従来の様にフォントの大きさと表示部の大きさで桁数を自動計算しないので指定する必要がある。また、プロポーショナル・フォントを使う場合は、漢字で桁数を調整しないと右端からはみ出してしまうので注意が必要。
・改行されて2行にまたがっている文は、連続した1文として認識しないので別々にルビつけが必要。
・「ルビ付け(送信)」をするとUndoがリセットされる。(入力部に戻らなくなる。)
・「ルビ付け(送信)」は、取り消しできない。
・「ルビ付け(送信)」を同じ文に複数回すると、ルビが重なって表示されるので1回のみにすること。(同じルビを複数回付けた場合、一見まともに見えるが、実は、同じルビを重ねて表示している。逆にこれを利用すると、「---」などのルビを後から送信すると消し線のようにも見える。)
・Undoで入力部に戻る文は、1入力が複数行にまたがった場合、行単位に戻ってくる。
・「空行のみ改行」と併用する場合は、Undoで入力部に戻る文は、1入力が複数行になると行単位になり、さらに行ごとに「空行」が1つづつ入る。
・上記のように従来とは異なるUndoの動作をするので、「ルビ送信」をしないIPtalk(正確には「表示4」ページの「ルビ表示」の「桁数」のチェックと「桁数」枠の指定)や「空行のみ改行」の指定が異なるIPtalkと混在してUndoを使うと表示が異なってしまうので、Undoを使うことはできない。
・「1入力を本文の指定桁数で複数行に分割」の「桁数」指定は、「`r」から「`s」までの文字列を桁数として含めないで計算するが、他の「`」(バックコート)で指定する表示指定は対象としていない。また、入力部から「`r」と「`s」で囲ったルビを含む文を表示
送信した時も通常の桁数として計算してしまう。この指定は、「空行のみ改行」の時、既に表示されているルビ付きの文に追記した場合に、指定桁数まで一行を表示するために作った機能です。(つまり、まだ機能的に不充分と思います。)
・上記の理由で、ルビ付けは、当面、「ルビ送信」ウィンドのみで使ってください。
・禁則処理をしないので、Undoなどを使って行頭に「。」などが来ないようにしてください。

<使い方>
入力は、9iシリーズの「サブ入力ウィンド」の「ルビ送信」ページを使うことを勧めますが、ここでは、9sの「ルビ送信」ウィンドを使った方法を説明します。
a)表示用に9s、入力用に9i、ルビ付けに9sを使います。
全てのIPtalkで、「補助W」ページの「ルビ送信」のチェックを入れます。
全てのIPtalkで、「1入力を本文の指定桁数で複数行に分割」の「桁数」指定を同じにします。
また、「空行のみ改行」を使う場合は、全てのIPtalkで「空行のみ改行」のチェックを入れます。
b)9iの入力は、通常通りに行います。
c)「ルビ付け」係りは、9sの「補助W」ページの「ルビ送信」の「ルビ送信」ボタンを押して「ルビ送信」ウィンドを表示します。表示された文にルビを付けたい時は、「本文」枠にルビを付ける本文を、「ルビ」枠にルビを入力し、「ルビ付け(送信)」ボタンを押します。
<その他>
入力の遅い人や聴覚障害者もリアルタイム入力の情報保障で役割を担当できます。


050302/IPtalk9s85
1)98,Meで「ルビ送信」の「送信」ボタンを押したり、ルビを受信すると異常終了してしまう不具合の対策。

050319/IPtalk9s87
3)「ルビ送信」で同じ文にルビを振った時に元のルビを消すようにした。(表示機にはIPtalk9i62以降を使ってください。)
つまり、ルビ送信を訂正することができます。消す場合は、スペースを送ってください。

050319/IPtalk9s87
4)「ルビ送信」で、「ルビ中の文字」や「`」バックコートに続く文字にはルビが振られないようにした。(表示機にはIPtalk9i62以降を使ってください。)
例えば「`1」で赤文字を指定していた場合、文中の「1」に「いち」とルビを振った場合、赤文字指定の「`1」にはルビが振られない。
<ルビ送信の注意1>
ルビ振りの処理をしている間は表示スクロールが停止します。
10Kバイトくらいでは瞬時にルビ振りが完了しますが、640Kバイトくらいになると(パソコンの速度にもよりますが)数秒かかります。
これは、「ルビ付け」の処理は、ルビを付けた文と元のログ全文を差し替える必要があるので、ログが大きくなると差し替えに時間がかかります。
入力機のログ保存の自動保存は、短く指定し、ログの量が常に小さくなるようにすることを勧めます。
<ルビ送信の注意2>
ルビ付けは、「その時に受信している最新の字幕の1画面」に行います。過去の字幕にはルビを付けません。
表示機を見ながらルビ送信する場合、表示機の表示が遅れている(過去の字幕が表示されている)とルビ送信をしてもルビが表示されないように見えるので注意してください。
ルビ送信係りは、スムーズ画面の場合はスクロール速度を速くするかワープロ画面にして表示遅れが無い字幕を見ながら送信する必要があります。