4-2-30)難易度の高い情報保障の依頼がある場合の「確認修正パレット」の使い方(「OHP三島」の方法)


Q:050719
ごぶさたをしております。

伺いたいと思いますのは、「確認修正パレット」なのですが、掲載されています「OHP三島」の3枚の写真のうち、真ん中のものの下に、「難易度の高い情報保障の依頼があると…」と書かれています。 
IPtalkには色々な機能が付けられていますが、私自身は、あまりいろいろなものを使用したことがなく、初期の頃のままに、シンプルに連携入力をしていまして、この「確認修正パレット」も使用したことがありません。
そのため、想像ですが、一度、どなたかのパレットに入力したものを修正して、流すということになりますと、それだけ講演者の話とは時差が出てくる、ということですよね?
また、その場合には、通常ですと4人で担当する現場に対して人数が6人か8人くらいは必要になる、という意味ですよね?

多忙のところすみませんが、お時間のあるときにでもお返事いただければと思います。


A:050719

>> この「確認修正パレット」も
>> 使用したことがありません。そのため、想像ですが、一度、どなた
>> かのパレットに入力したものを修正して、流すということになりま
>> すと、それだけ講演者の話とは時差が出てくる、ということです
>> よね?


修正をしない場合は、そのようになります。
修正をかける場合は、入力者はそのまま入力を続けている間に、修正担当が修正をかけるので、全体としては、表示時間は速くなります。

また、三島の方たちが言うメリットとしては、入力ペアの1人が入力にひっかかってしまった場合(特に、1人が初心者などの時)もう1人が、前の文(ひっかかっている文)とのつながりや改行などを気にせずに打ち進むことができるという点も上げています。
つまり、訂正係は、文を整形する役目も果たしているとのことです。

この辺りは、実例写真集の方に説明が少し出ています。

http://iptalk.hp.infoseek.co.jp/manual/9i9s/photo/27-0sugao.htm


>> また、その場合には、通常ですと4人で担当する現場に対して
>> 人数が6人か8人くらいは必要になる、という意味ですよね?

その通りです。
通常のサークルさんの場合、入力速度の遅い方もいらっしゃるので、4人ではなかなか難しいのかもしれません。

他に、確認修正パレットを使って、別の入力方法もあります。
「要約連携入力」と名前をつけているのですが、「パレット連動」の機能を使います。

以下に、簡単な説明があります。

http://iptalk.hp.infoseek.co.jp/manual/9i9s/9i9smanual/3kinou/3-3-8kakunin_shuusei.htm

要約連携入力については、以下のURLにユビキタスで講演した時の資料を上げてあります。

http://iptalk.hp.infoseek.co.jp/setsumei.html
2005年3月27日パソコン文字通訳者会「ubiquitous」3周年記念「ミニ講演会」

よろしくお願いします。


Q2:050720

多忙のところ、お返事いただきありがとうございました。
それぞれ、使い方を色々工夫されているんですね。