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パソコン要約筆記サークル「ラルゴ」とは



1)「ラルゴ」の始まり(歴史) (←作成中)

2)概要

・設立 97年11月11日
・会費 現在無料です。
・例会 実際に集まる例会ではなく、インターネットを活用して行います。
・会場 Yahooのチャット。実際に集まる時は、神奈川県民サポートセンター(横浜駅から徒歩5分)


3)活動内容

  ・「在宅入力情報保障」の実証・運用実験

  ・練習会

  ・会員間の親睦

4)会則


<ラルゴの会員の所在>

ラルゴは、インターネット上で活動する研究サークルです。
例会、連絡などは、インターネットを使って行うため日本のどこにいても参加できます。
コミニュケーションは文字(メイル、チャット)であるため、健聴、難聴は関係ありません。(難聴の方も参加しています。)
06年6月現在、北は北海道から、南は鹿児島まで、全国から19名が会員となり活動しています。


ラルゴの地理的な活動領域


<ラルゴの活動領域のイメージ>

要約筆記に関連する各団体の活動範囲のイメージを図−1に示します。
横軸に「実践的−アカデミック」軸を取り、縦軸に「技術的視点−福祉的視点」の軸を取るとします。
各種学会は、右半分のアカデミックな領域を活動対象としています。
ボランティアサークル、NPOなど、要約筆記を行う団体は、左側の下の領域、「実践的」かつ「福祉的視点」を主な領域として活動していると思われます。

近年、IT技術を利用した要約筆記(パソコン要約筆記など)が行われるようになり、左側の上の領域、「実践的」かつ「技術的視点」での活動・研究が求められています。
しかし、ネットワークやパソコンなどの技術は難解で、サークル・NPOが単独で研究するには手に余るため、ニーズはあっても活動に取り入れることができず、多数の有用な技術が放置されていると感じます。。
また、右側の上の領域にいる研究者たちは要約筆記に関する研究も行っていますが、アプローチがアカデミックであるために、その成果を、そのまま一般のサークル・NPOが活動に採用することは難しいという状況です。

このような問題の対策として、ラルゴでは、左側の上の領域を活動対象とし、サークル・NPOが単独で導入するには難しい技術を、実践的な観点から検証し、分かりやすい方法に置き換え、要約筆記者に広めることを目指しています。。

具体的には、現在は、「在宅入力情報保障」をテーマに上げ、@右上の研究者の成果を用いて(研究者と協力して)、A実証実験を行い、サークル・NPOが活動に採用できる方法を見つけたいと考えます。さらに、全国のラルゴの会員がその方法を持ち帰り、各地の活動に活かすことでB新しい技術を普及させたいと考えます。

このテーマを取り上げた理由は、「会員募集について」を参照してください。

<図−1>

学会や各種団体の位置はイメージで、正確ではありません。


<ユビキタス社会における情報保障>

「質の高い情報保障を、手軽に、いつでもどこでも利用できる」ようにするためには、いろいろな方面からのアプローチが必要です。
根本に人と人とのコミュニケーションがあることは忘れてはいけませんが、テクノロジーを活用することで多くの可能性が見えてきます。
ラルゴは、必要としている人とテクノロジーの橋渡しができたらよいと考えています。




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