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<9i,9s,9g> 3-2-2ワープロ画面

この機能を指定する画面を表示
9i 9s 9g&9h
i2-1-2)表示入力ページ
ワープロ画面
s2-1-2)表示入力ページ
ワープロ画面
2-1-2)表示入力ページ
ワープロ画面

ワープロ画面は、入力する時に使います。

「表示・入力」ページの入力部の上、モニター部の左の「ワ」ボタンをクリックした時に「スムーズ画面」と入れ替わりで現れます。

ワープロ画面は、スクロールは1行づつカクカクしますが次の様な利点があります。

1)ワープロのようにカーソルを画面の上において、文章の修正・追加・削除ができます。
2)スムーズ画面と比較してCPUの負担が少ないので古いパソコンでも表示が遅れません。
3)最新のパソコンでも、多量の文を一気に流した時は、スムーズ画面では、行が表示されるまで時間がかかります。ワープロ画面は、一瞬の内に全部の画面を表示します。(ただ、1画面に表示仕切れない場合は、上の方は、表示されないままになっていまうという欠点はあります。)
4)「送」ボタンで表示済みの文章の修正ができます。

ワープロ画面では、次のような制約があります。

1)ワープロ画面は、行数・行間はフォントの大きさと画面の大きさで自動的に決まってしまい調整できません。桁数は、ウィンドウの幅を変えると自動的に調整されます。
2)スムーズ画面と行数が異なります。もし、スムーズ画面とワープロ画面の行数を合わせたい時は、(あまり、その様なニーズは聞いた事がありませんが)スムーズ画面の行数を合わせてください。桁数は、スムーズ画面と合っているはずです。(スムーズ画面でも、桁数は自動的に決まってしまうため)
3)修正のためにワープロ画面上にカーソルを置いた時、パートナーが入力して文が表示されると、カーソルは自動的に入力部に移動してしまいます。修正する時は、パートナーと声をかけあって、入力しない様にして行う必要があります。

<参照>

9i 9s 9g
スムーズ画面 i2-1-1)表示入力ページ
スムーズ画面
s2-1-1)表示入力ページ
スムーズ画面
2-1-1)表示入力ページ
スムーズ画面
ワープロ画面 i2-1-2)表示入力ページ
ワープロ画面
s2-1-2)表示入力ページ
ワープロ画面
2-1-2)表示入力ページ
ワープロ画面
表示2ページ i2-1-6)表示2ページ s2-1-6)表示2ページ 2-1-6)表示2ページ

<余談>
IPtalkで一番初めに作ったのが、このワープロ画面でした。

次に、スムーズスクロールの機能を追加した時に、(一週間後くらいですが・・)、フォントの大きさから桁数を計算する手間を省くために、ワープロ画面の桁数をそのまま利用したかったのと、ワープロ画面を受信バッファとして利用したので、そのまま残しましたが、どちらかというとディバッグのために残したという感じでした。

「送」ボタン修正の機能を追加した時に、修正するための画面として利用したので、入力の時は「ワープロ画面」という役割が決まりました。

IPtalkは、ワープロ画面の表示をスムーズ画面でスクロール表示させるのが基本的な考えです。この構造をとっているのが、いろいろな制約にもなっているのですが、プログラムを作るのが楽になる時もあります。

「縦書き表示」は、ワープロ画面の縦横比を逆転させることで行数と桁数を整えています。この方法を取ることで、Undoや■の表示などの機能を横書きから変更する必要がないので、比較的、楽に実現できました。

スームズ画面の表示がおかしかった時、ワープロ画面の表示は正常だとすれば、IPtalkの表示に問題がある可能性が高いし、ワープロ画面の表示もおかしかったら通信の方に問題があるかもしれないと推定することができます。

この構造の一番の欠点は、文の一部の色を変えるというのを実現しようとした時に「今日は、$Red$よい天気$End$です。」などというように、行中に制御文字を入れづらいという点です。ワープロ画面の桁数をそのまま利用することができなくなってしまうのです。
スムーズ画面に表示する時に桁数を計算するだけなのですが、今の方法が「エレガントだ!」と気に入っていて、変えることができないでいます。(^^;

行中の色を変えるなどは、「スライド前ロール」と同じように方法を取りたいと思っていろいろと考えているところです。

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