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<9i,9s,9g> 3-6-1)表示部スクロール速度

この機能を指定する画面を表示
9i 9s 9g&9h
i2-1-6)表示2ページ s2-1-6)表示2ページ 2-1-6)表示2ページ

スムーズ画面のスクロール速度を指定します。
スクロールが間に合わなくなった時に、自動的にスクロール速度を加速することができます。
ワープロ画面のように1行づつ送ったり、1入力を画面の上に一気に表示することもできます。

1)「スクロール移動量」
文字が一回に動くドット数を指定します。「スクロール間隔」で指定した時間で文字を移動して書き換えます。

<9s,9i>
表示2」ページの「スクロール移動量」を「1〜行間」の間で自由に指定できる。
(9gは、行間は移動量で割切れる値になるよう自動的に調整している。)
「移動量」は、「行間」の値以上を指定できない。
「行間」が「移動量」で割切れる値でない場合は、スムーズスクロールする時に、1行をスクールする最後で余りの分だけ、半端な動きをする。できるだけ、割切れる値を代入するように推奨します。

2)「スクロール間隔」
文字が動く時間間隔です。ディフォルトの30ミリ秒にすると、1秒間に約33回書き換えます。これは、テレビのコマ数(30回/秒)より多い数字です。しかし、現在のパソコンの能力では、この速度で書き換える事は、なかなか難しい様です。したがって、この数字を小さくするのは意味がありません。スクロール速度を大きくしたいのであれば、「スクロール移動量」を大きくする事を勧めます。

3)「静止型表示」のチェック
「静止型表示」のチェックを入れると、1入力を前の表示を消して一番上から一気に表示します。つまり、スクロール無しで、ポンポンと表示されます。(「空行のみ改行」「入力文の表示位置の表示」は同時に使う事ができません。自動的にチェックが外れます)

この機能は、原稿前ロールの時間指定流しで、ビデオの字幕を表示する時に、テレビの字幕の様にスクロールせずに表示したい時や「吹き出し字幕」で、少ない行数に表示する時を想定して作りました。

ビデオなどの字幕を表示する場合は、Sシリーズのスライド前ロールを使うことを勧めます。
この機能は、チェックを外しても動作が元に戻らない不具合があります。一度IPtalkを起動しなおしてください。

4)「スクロール速度自動加速」のチェック、「未表示行数」「倍に加速する」
チェックを入れると、表示が間に合わなくなった時にスクロール速度を増加されせます。表示できていない行数が、「未表示行数」の指定り大きくなると「倍に加速する」で指定した速度になります。
ディフォルトの5行は、少し遅い感じがします。一度加速すると、表示が完全に追いつくまで元に戻る事はありません。

5)「1行づつ送る」ボタン
ボタンを押すと、表示指定ページの行間とスクロール移動量を同じにし、スムーズ画面でもワープロ画面の様に、1行づつスクロールします。

<9g> 「スクロール調整ウィンド」ボタン
ボタンを押すと、「スクロール調整/状況調査」ウィンドが開きます。
このウィンドは、「スクロール移動量」と「スクロール間隔」を最適にするために使用します。
詳細は、「入力状況/スクロール調整ウィンド」を参照してください。

<9s>
「表示スクロール速度」の「移動量」「間隔」「未表示行数」「倍に加速する」にUpDownをつけた。
「移動量」は、「表示1」ページの「行数マニュアル調整」の「行間」より大きい値(または最大100)は指定できない。


<注意>
1)同じ値を指定しても、パソコンの画面の大きさや描画の能力によって、スクロール速度は異なります。

2)ノートパソコンによっては、スムーズスクロールに残像が残る事があります。液晶ディスプレイの古いタイプは、動画を表示する事を考慮されていないために、その様になります。「移動量」と「間隔」を調整してみてください。スキャンコンバータを通したり、直接プロジェクターに表示する場合は、その様な現象は起こりません。

3)パソコンによっては、スムーズスクロールの動きがぎこちなくなる場合があります。スムーズスクロールは非常に短い時間で「消したり書いたり」を繰り返して実現していますので、パソコンの描画能力を浪費します。「移動量」と「間隔」を調整してみてください。

4)行間とスクロール移動量を同じにした時、表示指定ページの「行数から行間を計算する」ボタンを押すと、スクロール移動量は自動的に2ドットに戻ります。

5)「静止型表示」のチェックは、チェックを外しても動作が元に戻らない不具合があります。チェックを外す時は、IPtalkをもう一度起動してください。

6)「表示部スクロール速度」の「スクロール移動量」にマイナスの値を入れることはできません。(つまり、下にスクロールするということはできない。)

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