<9s> s3-3-11)スライド前ロール
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1)「スライド前ロール」ボタン
ボタンを押すと「スライド前ロール」ウィンドを表示します。
「スライド前ロール」ウィンドは、上下に2つの部分からできています。境界の緑のラインをマウスで移動させることができます。「モニター部」「自動流し部」が必要ない時は、緑のラインを上に移動させてください。
メインウィンドは、自動的に表示用の「枠なし画面」になります。(「スライド前ロール」ウィンドを閉じると自動的に「枠あり」に戻ります。)
「スライド前ロール」のウィンドへのショートカットキーは、「Ctrl+L」です。
「Ctrl+s」が「確認修正パレット」に定義されているので、「sLide」の「L」とした。
2)「スライドを受信しない」のチェック
チェックを入れると、他のパソコンが流したスライド前ロールを表示しなくなる。
この機能は、スライド前ロールを使う情報保障で、リアルタイム入力を9sで行う場合に、メインウィンドの大きさや位置が変化しないように追加した。
また、2台のパソコンでスライド前ロールを流す時、前ロールを受信した状態で、「作成・修正」ページを開くと受信した内容がスライド前ロールに上書きされてしまうのを防ぐこともできる。
<ヒント>
<9i>
1)表示に流すのは、9iのスライド送信ウィンドが便利です。
2)あまり凝った表示をしないのなら、スライド前ロールを簡単に作ることができる「スライドエディター」を使うことを勧めます。
3)「常に前面にする」のチェック
050523/IPtalk9s90
1)「補助W」ページの「スライド前ロール」に「常に前面にする」のチェックを追加した。
画面いっぱいに表示を広げた場合、スライド前ロールウィンドが下に隠れてしまうと不便なため。
隠れた場合は、「ctrl+L」でスライド前ロールウィンドを前に出すことができます。
2)起動時の「RichEditの行挿入エラー」対策
表示設定ファイルの無効な指示行を「説明」ページに書き出すのを止めた。
4)「表示フラッシュ防止」のチェック
050512/IPtalk9s89
1)「補助W」ページの「スライド前ロール」に「表示フラッシュ防止」のチェックを追加した。
チェックを入れるとスライド前ロールからスムーズスクロールに戻る時に一瞬表示がフラッシュするのを防止する。
チェックを入れないと、スムーズスクロールからスライド前ロールになった時に全ての表示設定を保存し、戻る時に全ての表示設定を読み込む。
チェックを入れると、ウィンドの大きさと位置、表示フォント、表示背景色、縁取りのみを保存し、復元する。
<リアルタイム入力との混在表示>
「スライド前ロール」を受信した時に、表示設定を「リアル・スライド切替.dp9」という名前で保存し、次にリアルタイム入力を受信した時にその設定を読み込み表示を元に戻すようにして、スライド前ロールとリアルタイム入力を交互に行えます。
リアルタイムに戻った時に、自動的に表示行数の空行を挿入して、表示は画面の一番下から再開します。
<概要>
1)パワーポイントのスライド・ショーの様に、好きな位置に文字や絵を配置した前ロールを作る事ができます。
2)色や表示位置は、画面で確認しながら、1つづつ細かく指定する事ができます。
3)送信は、「表示・送信」ページで行います。「目次」にカーソルを移し、F1キーを押す事で、そのページを表示送信できます。
4)メモ帳などで作成した文章のみの前ロールを読込むことができます。
5)時間を指定して、自動的に前ロールを流すことができます。
6)ルビを簡単につけることかできます。
<表示の機能>
1)1ページごとに次の指定ができます。
a)ウィンドの表示位置と大きさ
b)前の表示を消去しない、指定の色、画(背景画)で消去
2)1文(1文字も可)ごとに次の指定ができます。
a)文字の大きさ、色、フォント種類、縁取り、回転(縦書きも)
b)文字の表示位置は、前行との相対指定とピクセルで絶対指定ができます。
3)絵を挿入できます。
a)表示位置(指定方法は文と同じ)と表示の大きさを指定できます。
4)動画を再生できます。
使い方については、「スライド前ロール」の「操作方法」ページを読んでください。
「講習会」の20日目の「s5-1-20)スライド前ロール」などを試してみてください。
<スライド前ロール例の使い方>
例1)s31以降用のスライド前ロールの基本例sfx_iptalk9s31_demo1.exe(497K)
a)解凍したスライド前ロールと画像のビットマップファイルは、IPtalkと同じフォルダーに置いてください。
b)他のパソコンのIPtalkで表示させる場合は、画像のビットマップファイルを、そのパソコンのIPtalkがあるフォルダーにコピーしてください。
c)「補助W」ページで「スライド前ロール」を開きます。メインウィンドと重なっているので、できるだけずらしてください。
e)「スライド前ロール」ウィンドで「読み込み」ボタンを押して「スライド.sl1」を読み込みます。
f)F1キーを押すと、スライド前ロールが表示されます。↓↑キーで行を表示せずに移動できます。
h)「作成修正」ページを開き、数字などを変更すると結果が即時に表示に反映される事を確認してください。
<ヒント>
1)初期値では、1ページ目の「フォント大きさ」や「ウィンド位置」を変更すれば、残りのスライドの位置も変わる。
初期値は以下の通り。
「表示全体」ページの「表示消去&背景色」を「同じで消す」、「位置と大きさ」は、「動かさない」。
「行指定」ページの「横位置」「フォント大きさ」「フォント色」「縁取り」「フォント名」は、「前行と同じ」。
「規定値」ページの「新ページ・1行」「追加行」も上と同様の初期値。
2)「スライド前ロール」の「操作説明」ページに「1ページ目を修正したら全体が修正される前ロールの作り方」を掲載しました。
最初から手で入力する場合と「テキスト形式スライド前ロール」を読み込む場合を説明してあります。
<注意>
1)同じ入力班の全員に送信しますが、受信できるのは9SシリーズのIPtalkのみです。
2)文の最初に半角の「−」「$」を使う事はできません。(文の中では可能)
3)文に半角の「,」を使う事はできません。(全角を使ってください。)
4)表示するのは、表示専用の枠無し画面のみです。スムーズ画面やワープロ画面には表示しません。
5)背景画や挿入できるのはビットマップ形式です。ファイルは、表示するIPtalkと同じフォルダーに存在しなくてはいけません。
6)通常の入力を受信した時は、スライド前ロールを消去して表示します。
7)スライド前ロールで送信できる1行の文字数は、コマンドも含めて500文字です。
8)自動流しすると時間がずれる時の対処
041210/IPtalk9s76
1)「スライド前ロール」ウィンドを閉じた時にハングする不具合の対策。
この不具合は9s71〜9s75で、描画速度の遅いパソコン(主にWindows95,98,Me)の場合に発生します。
050601/IPtalk9s91
1)「スライド前ロール」ウィンドで、自分がスライド前ロールを流した場合でも、スムーズスクロール表示の表示設定を保存してからスライド前ロール表示に切り替えるようにした。
従来は、他の人が流したスライド前ロールを受信した場合のみ、表示設定を保存していた。
これは、スライド前ロールをテストする時、ローカルでスライドを流して表示をチェックする場合があり、その時にスムーズスクロールに戻った時の表示も確認したいため。