(「保存」ページの「初期値に戻す」のボタンを押してから実習してください。)
9日目は、9sシリーズの自動消去の機能を勉強します。
この機能は、元々は、遅いCPUでは、多量の表示文がある場合、Undoの処理に時間がかかる場合があるので、こまめに保存し表示部を消去する事を意図して作られたものです。
また、Window95,98,Meなどで、表示文が多量になると表示がおかしくなったり、最悪ハングしたりする不具合の対策のために作りました。
9sシリーズでは、時間間隔などの指定はなく、固定的に、10分おきにチェックして1000行以上、または10Kバイト以上になっている時に消去します。9iシリーズは、この時に自動保存する機能はありません
A)自動消去
9sシリーズのみ | ||
No | 操作 | 操作した時の反応 |
A1 | 入力部で10分以上をかけて、1000行以上を入力します。 (面倒な時は、前ロールを流してください。) |
|
A2 | IPtalkの実行ファイルのあるフォルダーを開きます。 | IPtalkのログが残っていないのを確認します。 |
A3 | 「ワ」ボタンを押してワープロ画面にむします。 上にスクロールして、表示した記録を見ます。 |
最初の部分がワープロ画面から消えていることを確認します。 |
A4 | IPtalkを終了します。 IPtalkの実行ファイルのあるフォルダーを開きます。 |
終了時にログが自動保存されていないのを確認します。 |
余談 | 2002年ころから、全国でパソコン要約筆記の派遣制度が普及し始めるに当たり、機密保持の観点から、行政側から、パソコン要約筆記の「記録の取り扱い」についての懸念が表明される場合が出て来ました。 表示用のIPtalk(9s)では、記録を保存できないようにしたのは、会場に設置されているパソコンを利用した場合などを考慮しました。 記録を残したい場合は、入力用のIPtalk(9i)で指定してください |
以上で、自動消去については終わりです。お疲れさまでした。